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みのり先生の診察室TOP > 痔核・脱肛 (いぼ痔)について 痔核・脱肛 (いぼ痔)簡単に言うと「肛門にできた静脈瘤」です。「イボ」のように見えることから「イボ痔」と呼ばれています。 痔核が外に出てくることを「脱肛」と言います。 【 痔核・脱肛 (いぼ痔)の対処法 】まずは肛門科を受診して病状の確認を! 「痔核」と言えど、お一人お一人病態は様々です。 痔核のできている場所、大きさ、個数、痛み・出血・脱出の有無などで状況は違ってきます。 ご自分に合った対処法を知ることが大切です。同じ病気でも治療法は違うことだってあります。 また、一度できてしまった痔核は無くなりません。
どんなに高価な座薬や軟膏を使用しても痔核そのものを無くしたり、消滅させたりすることはできません。
ですから何も症状がなければ薬をだらだらと長期間使用し続けることはやめましょう。
根本的な治療にはならないからです。 【 痔核・脱肛 (いぼ痔)の詳しい説明 】肛門周辺は血管が豊富で、網の目状に血管が集まっている部位があります。 おしりの穴の出口から約1.5pほど奥に直腸と肛門の境界があり、「歯状線」と呼ばれています。 この歯状線より奥の直腸側にできたものを「内痔核」、下の肛門側にできたものを「外痔核」と分類しています。 痔核が大きくなったり、痔核を支える組織が弱くなって、痔核が肛門の外に出てくる状態を「脱肛」と言い、 その程度によって次のように分類されています。
これはあくまで「脱出の程度による分類」であって病気のつらさ・苦しさとは比例しません。 また、大きな痔核がたくさんあるが痛みや出血などは全くないケース、 小さな痔核が一つだけだが痛み・出血がひどいケース、大きな痔核が一つだけあって、 手で戻せば全く普段は症状がないケースなど、 「大きいからひどい」とか「たくさんあるから大変」ということでもないのです。同じ病名でも人によって様々です。 また内痔核、外痔核、内外痔核(混合痔核)と、痔核の存在部位や形態によっても対処法が違ってきます。 また、痔核が3つあって、そのうちの一つは内痔核のみ、一つは内外痔核、 もう一つは外痔核のみといったこともよくあり、患者さんの数だけ病態があると言っても良いでしょう。 ご自分の病態を知り、それに合った対処法・治療法をすることが大切です。 同じ病気であれば皆、治療は同じというわけではありません。 その見極めは専門医でなければ難しいかもしれません。 【 手術が必要なの? 】極論を言えば痔核は切除しなければ無くなりません。 医学的には脱肛のV度以上が手術適応の目安とされています。 ですから、医学的に手術が必要であっても、患者さん自身がその手術を必要としていなければする意味がなく、
手術をするかどうか決めるのは患者さん自身なのです。 【 脱肛の手術について 】手術方法から入院期間に至るまで、施設によって、あるいは医師によって違うと思います。 ここでは私が勤務している大阪肛門病院の入院手術についてお答えします。 ● 入院期間内痔核の進行した状態(脱肛)だと、入院期間は3日〜1週間です。 ● 手術方法麻酔は腰椎麻酔(腰からの麻酔)です。 ● 術後は痛くない?痛みのピークは手術当日、麻酔の切れる頃から明くる朝にかけてです。 ● 退院後の通院退院された次の週は、だいたい週2回くらい通院して頂いています。 ● 傷が完全に治るのはいつ?人にもよりますが、手術してから1ヶ月前後です。 ● 外来手術、1泊入院もあります内痔核(イボ痔)の出来ている位置によっては外来で結紮(けっさつ)療法など、
簡単な処置ですむ場合もあります。 |
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