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尖圭コンジローマ (せんけいコンジローマ)

ウイルス性の病気です。かゆみを感じられる方もあります。
人にうつったり、他の部位にうつったり、どんどん拡大したりするので早めに治療しましょう。

【 尖圭コンジローマの対処法 】

肛門周囲の尖圭コンジローマは、すぐに肛門科専門医を受診しましょう!
(その他の部位にできた場合は、泌尿器科、産婦人科などを受診しましょう!)

ウイルス感染症なので放置すると広がったり、人にうつったりします。
性行為を介して感染しますので、パートナーもチェックし、症状があれば一緒に治療しましょう。
また、治療中は性行為は控えて下さい。 また完治するまで温泉や公衆浴場の利用、他の人とのバスタオル・浴槽の共有もやめましょう。

»  「肛門科の選び方」について

【 尖圭コンジローマの詳しい説明 】

ウイルスによる感染症です。教科書的には性行為を介して感染する病気で、 特に肛門の尖圭コンジローマは肛門性交(アナルセックス)が関係していると言われていますが、 臨床的には必ずしもそういった原因が見当たらないケースもあります。 発生部位は女性の外陰部や肛門周囲、肛門管内、男性の亀頭、肛門周囲、肛門管内に多く見られます。

原因となるウイルスには100種類以上のタイプがあり、中には癌化するものもあり注意が必要です。 症状ですが、初期においては外陰部や肛門周囲にプチプチとした小さな突起物が出来ますが、 痛みやかゆみなどの症状はないことが多く、初期には気付かれにくいためか、広がったり、 突起物が大きくなりカリフラワー状になってから受診されるケースが目立ちます。 分泌物でべたべたしたり、臭いがあったり、かゆみを訴えるケースもあります。

【 尖圭コンジローマの治療 】

治療はどうするの?治るの?

皮膚科では軟膏や注射を使用することもありますが、肛門科では基本的には手術治療となります。 元皮膚科医としての経験もふまえ、外科的に切除するのが最も確実で治療期間が短縮できるので、 私は外科的治療を選択しています。

ウイルスを根絶させるためには、取って(切除して)焼く(焼灼する)のが一番の近道です。
しかし、ウイルスには潜伏期間がありますので、手術の時には見た目が正常でも、 あとから出現してくることもあり、出てきたらその都度、しらみつぶしに切除・焼灼していきます。 1回の手術で治るケースもありますが、何回も手術が必要となることもあります。 時間をかけてしつこく治療することが大切です。治療期間中の性行為は(当然、肛門性交を含めて)禁止です。

また、人にうつる可能性があるので温泉やプール・公衆浴場の利用、他の人とのバスタオル・浴槽の共用も禁止します。

HIVの検査も受けてください!

肛門周囲の尖圭コンジローマの4人に1人がHIV陽性であるという統計があるように、HIVの合併率が高いです。 ですから尖圭コンジローマの人にはHIVの検査を必ず受けるよう指導させて頂いています。 医療機関だけでなく保健所でも匿名で検査を受けることができますので、勇気を出して受けて下さい。

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